おはようございます。
このコロナ禍で、お金持ちはさらにお金持ちに、生活に困っている人は、さらに困ったことになっているようです。
なんかズルいですね。
本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。
Prime Reading対象本レビュー
ズルい仕事術
勝間 和代
オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:254頁
◆内容の概要
インプットを最小限に、アウトプットを最大限にするズルい仕事の仕方について述べられた本。
◆どんな人にオススメか
仕事の結果であるアウトプットは、仕事に費やした時間・労力のインプットに比例すると信じている真面目な人。
◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・結果はどうあれ、頑張る過程が大事なのだという日本人的な考え方に対して、ズルい仕事の仕方を提案している。
・ズルい仕事の仕方を提案しているのに、結局最後まで読むと、「嘘をつかず、陰口・悪口を言わず、約束を守る」という、むしろズルさとは無縁の秘訣につながっていくところ。
◆mugenkaiの感想:
テーマは「ずるい」ですが、この本と同じように、「そんなやり方があったなんて!自分たちはもっとしんどい方法でやっていたのに、ずるい!」という方の「ずるい」です。
日本人は、努力を神聖視しがちなところがあり、最小限の労力で最大限の利益を取得することをよしとしないところがあります。
島国でみんな横並びで平等に生きて行くために、仕方のない考え方だったのかもしれませんが、このグローバルな世界では、日本は労働時間だけ長い、かなり生産性の低い国になってしまいました。
この本では、効率化のために、以下3つのズルさを発揮する力を鍛えることを薦めています。
1.自分の得意なことを徹底的に磨き、苦手なことはできる人に任せるための、
「自分の強み・弱みについての正しい自己分析力」
2.的外れなことはせず、必要なことだけを最小限にやるための、
「不確実な状況でも的確な判断を下せる論理思考力」
3.自分の小さなインプットの力を、他のシステムを使って大きなアウトプットに変えるための
「周りへの徹底したレバレッジ力」
こんなに頑張っているのに結果が出ないと悩んでいる人は、この本を読んで「ズルい」方法を学んでみてはいかがでしょうか。
2020年10月18日現在Prime Readingで読書可能。
※この本は2020年10月末にPrimeReadingの対象から外れる予定です。
※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。
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