Prime Readingレビュー572冊目:ポンコツ女神の異世界創生録 1巻

おはようございます。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

ポンコツ女神の異世界創生録 1巻
原作:林 達永
作画:金 光鉉
オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:204頁

◆内容の概要
運命の悪戯から自分の使命が果たせず、40万年独りで過ごすことになり寂しがり屋をこじらせ、歴史を自分に都合の良いように導いてしまうポンコツ女神のシリアスコメディー。

◆どんな人にオススメか
人生がうまく行かないのは、才能や力のせいだと思っている人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
万能で人知を超えた力を持っているはずのヒロインである女神が、運命に翻弄され、ことごとく思い通りに行っていないこと。

◆mugenkaiの感想:
題名から異世界ファンタジーものかと思いながら読み始めました。
話も人類が滅んで、次の魔王復活の危機に備えて女神が復活した所からスタートします。

ところが女神が目覚めたのは氷河期真っただ中。
生きもの自体が存在せず、勇者も当然現れません。

数百年くらい待てば、人類が復活するかと思っていましたが、20万年経っても人は現れず、寂しさから女神はおかしくなっていきます。

そして目覚めてから40万年。
やっと、女神はネアンデルタール人と出会います。
しかし、まだまだ知能は低く、旧文明の人類とは比べ物になりません。
距離をおいて接しなければならない立場ではありましたが、40万年の孤独をこじらせて、女神は女神らしくない行動を続けて行くというお話です。

勇者が生まれる文明もなければ、魔王もいないので、普通に原始時代に歴史を捻じ曲げれるほどの力を持った女神がいるというシリアスなコメディーになっています。

力ずくで全てを思い通りにできる能力があるようで、女神としてはうまく行かないヒロイン。
こんな可哀そうなポンコツ女神を生暖かく見守ってみるのはいかがでしょうか。

2022年2月23日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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