Prime Readingレビュー463冊目:ももんがモンちゃん

おはようございます。
健康診断で気になる所見があったので精密検査を受けてきました。
とりあえず大きな問題はなかったのですが、今後、血圧とコレステロールに気を付けて行かないと血管に影響を与えそうなので、今日から運動をすることにしました。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

ももんがモンちゃん
とりごえ まり

オススメ度:★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:36頁

◆内容の概要
ももんがのモンちゃんが挫折から一歩を踏み出す物語。

◆どんな人にオススメか
・失敗をおそれて一歩踏み出せない人。
・小さな親切ができていない人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
自分と同じ苦しみを受けないように、モンちゃんが奮い立たせた勇気。

◆mugenkaiの感想:
最初の失敗がトラウマとなり、動けなくなる。
長い人生の中、そういう場面はあるものです。

この絵本の主人公モンちゃんは、ももんがとして、人生初のフライングに挑戦します。
ドキドキ緊張しながらも、勇気を出して、空中へと飛び出します。
しかし、うまく風に乗れず、真っ逆さまに落ちて気を失ってしまいました。

これがトラウマで、モンちゃんは飛べなくなってしまいます。

それでも空に憧れるモンちゃんにお母さんは、赤い小鳥の羽をお守りとしてあげます。
それでも、恐怖は根強くモンちゃんの心に残り、飛べない日は続きます。

ある夜、一人でお留守番している時に、誰かの鳴き声が聞こえます。
その声の方を見ると、飛べないこうもりの赤ちゃんが枝にぶら下がっていました。

助けを呼ぶも誰も来ません。
そうこうしている内に、こうもりは落ちてしまいました。

落ちる恐怖を知っているモンちゃんは、無我夢中で飛び出します。
お守りの羽のお陰か、モンちゃんはふわりと飛んで、その背中にこうもりの赤ちゃんを受け止めます。

無事、こうもりを助けたモンちゃんは自信をつけ、お母さんと一緒に、こうもりの赤ちゃんをおうちまで連れて行ってあげます。

そして、次にこうもりの赤ちゃんが飛べるようになるよう、願いをこめて赤い羽を渡しました。

どうにかならないかと思い続けた、考え続けたことが、ふとしたきっかけで、解決に向けて動き出すということはこのお話のようにあると思います。

自分のためにすることより、人のためにしたことに幸せをより感じるという研究結果があります。

情けは人の為ならず。
夢を叶えるお守りのバトンの様に、つなげられる優しさはないか、少しこの絵本を通じて考えてみるのはいかがでしょうか。

2021年11月6日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました