Prime Readingレビュー433冊目:緋色の研究

おはようございます。
歌謡曲やゲーム音楽など幅広く活躍されていたすぎやまこういち先生がお亡くなりになられていたことが、本日発表されました。
東京オリンピックでも、先生の作曲されたゲーム音楽が使用されており、国民的な作曲家であった先生のご冥福をお祈りいたします。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

緋色の研究
著:アーサー・コナン・ドイル
訳:深町 眞理子

オススメ度:★★★
読みやすさ:★★★
ページ数:248頁

◆内容の概要
シャーロック・ホームズとワトスン博士が出会ってから、巡り合った最初の事件を描いた小説。

◆どんな人にオススメか
シャーロック・ホームズの原点を知りたい人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
犯人側のエピソードがかなりのボリュームで描かれている所。

◆mugenkaiの感想:
シャーロック・ホームズというと、
「シャーロック・ホームズの冒険」のように、短編しか自分は読んでこなかったため、一番最初の話であるこの「緋色の研究」が、こんなにも長編であるとは思いませんでした。

戦争にひどく痛めつけられたワトスン博士が、ロンドンへと戻り、ホームズと出会い、お金を節約するため、シェアハウスを始め、そして、最初の奇妙な殺人事件へととりかかって行くことになります。

並々ならぬ観察眼と推理力で、初対面の人の状況をピタリと言い当ててしまうお決まりのやりとりや、普通の事件には、あまり興味がなく、奇妙な事件にこそ心奮わせる、頼もしくも変人なホームズは、この初作品から健在でした。

ホームズが推理を働かせ、犯人に辿りついた後、別の物語が始まったかと思うほど、しっかりと犯人が犯行に至った背景が描かれているのが、ちょっと今まで読んできた他のホームズの話とは違い印象的でした。

「緋色の研究」
名前は聞いたことがあるけれど、読んだことはなかったという私のような人はまだまだいると思います。
Prime Readingの対象になったこの機会に、名探偵シャーロック・ホームズの原点を、読んでみるのはいかがでしょうか。

2021年10月7日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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