Prime Readingレビュー430冊目:プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

おはようございます。
本日、第百代内閣総理大臣が誕生しました。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる
尾原 和啓

オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★
読み終えるまでの平均的な時間:2時間8分

◆内容の概要
最終的な商品の価値にお金を払っていた時代から、その商品が生み出されるまでの過程にお金を払う、新時代の価値観、経済活動に関する解説が為された本。

◆どんな人にオススメか
・今の時代のビジネスのヒントが欲しい人。
・価格競争に疲れた人。
・ただただ1円でも安いモノを探し続けて疲れた人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
未来には原価というものがどんどんとゼロに近づいていき、その中で価値を持つものが何になるのか述べられている所。

◆mugenkaiの感想:
安くて、高品質。
デフレ時代の日本では、飲食店の商品、100円ショップの商品、ファストファッションなどそのような商品に囲まれています。

そんな熾烈な価格競争の中、その商品だけでなく、その商品が生み出される過程にあるもの、プロセスに価値を見出し、そこにお金を払う経済活動、プロセスエコノミーについて述べたのが、本書になります。

ここ数年のネットワークサービスの変化により、ビジネス環境は大きく変わりました。
店を何軒も回って最安値の商品を見つけ、購入を決める。
そんな面倒くさいことはしなくても、ネットで安くて高品質の商品を、ユーザー評価で探し、最安値の店を検索して購入する。
そんなことが簡単にできる時代になってしまいました。

だからこそ単純に安くていいモノでは、価格競争で疲弊してしまい、儲けることができません。

しかし、SNS等の発達により、商品そのものの情報だけでなく、その商品にある背景、開発に至るストーリー、商品を通じて目指したものなどを消費者に訴えかけ、新たな価値を生むことができるようになってきました。

大量生産・大量販売の時代から、商品を愛してくれる、ともすれば信者商法と揶揄されるほどの魅力的な商品を世に送り出すためのヒントをこの本から、探し出してみてはいかがでしょうか。

2021年10月4日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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