Prime Readingレビュー420冊目:しゃばけ

おはようございます。
ワクチン接種による腕の痛みは、ほぼ消えました。2回目の副反応が大きくないことを祈ります。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

しゃばけ
畠中 恵

オススメ度:★★
読みやすさ:★★★
読み終えるまでの平均的な時間:4時間45分

◆内容の概要
病弱な薬問屋の若旦那・一太郎が不思議な連続殺人事件に巻き込まれ、あやかし達とともに解決を図る物語。

◆どんな人にオススメか
妖怪など少し不思議なことが好きな人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
色々な面で、被害を受けた人々の無情感。

◆mugenkaiの感想:
病弱な薬問屋の若旦那・一太郎。
少し気を抜けば、命を落としかねない彼は、あやかし達に囲まれながら、日々を過ごしています。
そんなある日の夜、殺人者と出くわしてしまい、自分も命を狙われる中、何とか逃げおおせます。
犯人は捕まるものの、周りの薬問屋が別の下手人により殺されるという異常事態は続き、一太郎は周りのあやかしとともに事件の真相を探っていきます。

読み終わって、犯人の動機というか気持ちはよくわかるのですが、そこに巻き込まれた人間は一人を除いてほぼ罪がないのが腑に落ちませんでした。

罪は無くても、命を落とすことがある災害のようなものだったという捉え方もあるのでしょうが、どうもスッキリしませんでした。

人の業のようなものが、作品のあちこちに感じられましたので、あやかしよりも、人こそが色々と災いを起こし、怖い存在であるということを表した作品だったのかもしれません。

2021年9月24日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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