Prime Readingレビュー392冊目:働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

おはようございます。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える
村山 昇

オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★
ページ数:424頁

◆内容の概要
様々な視点で「仕事」というものを見つめ直すための本。

◆どんな人にオススメか
働くことに悩んでいる人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
仕事とは何なのか、73の様々な視点から色々と考えさせてくれる。

◆mugenkaiの感想:
仕事というものを考えるうえで「3人のレンガ積み」の話はよく出てきます。

3人のレンガ積み、それぞれに何をしているのか聞くと、
1人目は、「レンガを積んでいる。」と答え、
2人目は、「金を稼いでいる。」と答え、
3人目は、「歴史に残る大聖堂を作っている」と答えます。

1人目は「作業」、2人目は「生業」、3人目は「使命」と同じことをしているのに、その捉え方によって仕事の意味が変わることを示すお話です。

強制的に仕事が決まってしまう時代から、自分で仕事が選べる時代になり、価値観も様々になりました。

生きることも精一杯だった時代から、生産性が上がり、世の中には必須でない仕事が生まれたり、余暇が増えたりしています。

効率的、安定的に生きていくために、会社に所属していくシステムから、IT技術の発達により個でつながり、プロジェクトに合わせて、集合・解散を繰り返す時代も始まり出しています。

スキル、労働環境、生きがい、リスクの取り方など、様々な面から仕事というものを捉えるヒントがこの本には散りばめられています。

図らずもコロナ禍により、仕事の仕方が大きく変化させられた今、この本を読んで、今一度、自分の仕事について考えてみるのはいかがでしょうか。

2021年8月27日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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