Prime Readingレビュー386冊目:英語多読 すべての悩みは量が解決

おはようございます。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

英語多読 すべての悩みは量が解決
重村 一義、酒井 邦秀

オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:205頁

◆内容の概要
英語の楽なトレーニング方法としての多読の進め方を解説した本。

◆どんな人にオススメか
通常の英語勉強が続かない人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
多読にこだわらず、子供向けのラジオ番組での多聴、字幕・吹き替え無し映画の多観など、とにかく英語に慣れ親しむことを薦めている所。

◆mugenkaiの感想:
中学校の英語教育においては、文法を覚え、単語を覚え、日本語と英語を対比させながら、勉強してきました。
しかし、この方法を、大人になってから、実用的な英語を身につけるためにやろうとすると、疲れる上に、成果も上がらず、続かないといった状態に陥ります。

本書では、そんな勉強らしい勉強ではなく、自分たちが日本語を習得したように、何も知らない状態から、簡単な言葉を覚え、徐々に難しい言い回しを理解し、使えるようになっていくための方法として、多読をオススメしています。

「多読」とは下の三原則を守って、ただひたすら読んでいくだけ。
1.辞書は捨てる
2.分からないところは飛ばす
3.合わないと思ったら投げる

優しい子供向けの絵本のようなものから始め、それでも分からないところは辞書で調べるようなことはせず飛ばす。
自分とレベルが合わない、内容が面白くなかったら一旦投げて、別の本に挑戦する。

とにかくなんとなくわかっておもしろいものをどんどん読んでいくという方法です。

どんなものを教材にすればいいのかというのも載っていますので、かなり「多読」を試しやすくなっています。

リストに入っている「多聴」用のBBCの教育ラジオチャンネルを聞いてみたのですが、子供向けにゆっくりはっきり喋られていて聞きやすかったです。

Prime Readingにも洋書は何冊か入っているので、ちょっとこの多読法、活用してみようかと考えています。

かしこまって英語を勉強するのは気後れするけれど、子供向けの絵本を読んだり、Prime Videoの字幕版を見たりすることで、英語を勉強できないかなと思っている人は、この本を参考にしてみてはいかがでしょうか。

2021年8月21日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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