Prime Readingレビュー351冊目:最後の秘境 東京藝大-天才たちのカオスな日常-

おはようございます。
やっと梅雨明けが宣言されました。
これから本格的に暑い夏がやって来ます。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

最後の秘境 東京藝大-天才たちのカオスな日常-
原作:二宮 敦人
漫画:土岐 蔦子

オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:204頁

◆内容の概要
「芸術界の東大」、東京藝術大学の内部を描いたルポのコミカライズ版。

◆どんな人にオススメか
常識から外れた一種ファンタジーな世界を覗いてみたい人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
東京藝大の油画の試験には、「ハンター試験」(by HUNTER×HUNTER)があるらしいこと。

◆mugenkaiの感想:
今のマンガ・アニメカルチャーを作った人たちの、昔の大阪芸大時代のマンガや、大阪芸大をモデルにしたと思われる人生リメイクのライトノベルなどの作品でも取り上げられ、クリエイティブな人が行くイメージの芸大。

芸術的な発想は、AIには難しく、人間の得意分野と言われます。
そんな高度な脳活動を主として活動する芸大生は、やっぱり普通と違うという点を、抽出したルポのコミカライズが本書です。

藝大の中でも、音楽学部と美術学部はかなり別物で、それぞれに一般とは違う世界が広がっています。

音楽学部は、セレブリティーでお金持ちの感覚が違う世界。
美術学部は、事象から受け取る感覚が普通の人たちとは違う世界。

なくても生きて行けるけど、なかったら人生が寂しくなる芸術文化、それを担うかもしれない日本最高の芸大の面白いお話をこのマンガで楽しんでみてはいかがでしょうか。

2021年7月17日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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