Prime Readingレビュー218冊目:素直な心になるために

おはようございます。
3月に入り、春になったことで、段々寒さが薄らいできているのを感じます。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

素直な心になるために
松下 幸之助

オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:222頁

◆内容の概要
より良い人生、より良い社会にして行くために「素直な心」も持つことのススメ。

◆どんな人にオススメか
何をするにも障害が生じて、うまく行かない人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
1976年と40年以上前に書かれた本ながら、今の世界的に不安な時期に響く内容が書かれている所。

◆mugenkaiの感想:
「素直な心を持って生きる。」
この情報にあふれた現代社会の中では、かなり難しいことになってきました。

しかしながら、疑って対立して、角を立てながら生きるばかりでは、消耗してジリ貧です。

「なすべきをなし」て、「こだわりをすて」、「現状に安んずることなく新しい道を探し」、危機に正面からぶつかり「禍を転じて福となす」。

心を素直にすることで、自らを丸くし、他の人たちと共存共栄していく。
悪を無にすることはできないので、悪を認め、悪を受け入れ、コントロール下において、より良い社会のために尽くす。

これは、昨日読んだ「やなせたかし 明日をひらく言葉」のアンパンマンとバイキンマンの関係性にも似ている気がしました。

ばい菌は食品の敵、でもパンは菌がないと作れない。
敵だけど味方、味方だけど敵。
善と悪は戦いながら共生している。

というような説明をやなせさんは、されていました。

悪が消せないものだとしても、素直な心で向き合い対応すれば、それより生じる被害は最小にすることができる。

世界を覆った病魔により、疲弊して心が曇ってしまった今、素直な心を持つことの大切さをこの本で確認してみてはいかがでしょうか。

2021年3月6日現在Prime Readingで読書可能

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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