Prime Readingレビュー207冊目:超訳ヨーロッパの歴史

おはようございます。
最近は、とりあえず行動を起こしてやる気スイッチを入れることにしていますので、やらなくて放ってあることが大分減りました。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

超訳ヨーロッパの歴史
著:ジョン・ハースト
日本語版監修:福井 憲彦
訳:倉嶋 雅人

オススメ度:★★★
読みやすさ:★★★
ページ数:343頁

◆内容の概要
宗教・言語・思想等からヨーロッパの歴史に関して論じられた本。

◆どんな人にオススメか
・ヨーロッパとはどういう国々の集まりかよく知らない人。
・ヨーロッパを形作った経緯を知りたい人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・様々な角度からのヨーロッパの歴史が記されている。
・第1章と第2章で、章が進むごとに図に記載事項が追加され、どんどん完成形に近づいて行くところ。

◆mugenkaiの感想:
ヨーロッパの歴史については、なんとなく、世界史で学んだ知識くらいしかなく、
ローマ帝国ができて滅んで、王国が色々できて、フランスで革命が起きて、ドイツが戦争で負けて、ヒトラーが出てきて、第2次世界大戦になって、なんやかんやでEUができたというかなりあやふやな知識だったので、改めて本書を読んでみました。

◆ヨーロッパの基を作った3大要素
・古代ギリシャ&ローマ文化
・キリスト教
・ゲルマン人の侵入

◆政治体系の変化
ギリシャの民主政から、中世ヨーロッパの封建制、革命後の議会制へ。

◆皇帝と教会の関係性
権力争いをしながらも、持ちつ持たれつの関係。

◆言語
ヨーロッパ3大語族
・ロマンス語
・ゲルマン語
・スラヴ語

いかなる歴史を辿り今のような分布に至ったか。

◆普通の人々達の台頭
農奴から労働者へ。

◆産業化と革命
産業化が、イギリス、フランス、ドイツに何をもたらしたのか。

◆2つの世界大戦
第1次世界大戦と第2次世界大戦が、ヨーロッパにもたらしたもの。

上記のような様々な視点で、ヨーロッパの歴史が語られていました。

剣と魔法の世界で変な先入観もあるヨーロッパの歴史。
リアルな西方世界の歩みを、本書で学んでみてはいかがでしょうか。

2021年2月23日現在Prime Readingで読書可能

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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