Prime Readingレビュー198冊目:魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~ 1巻

おはようございます。
昨夜の震度6強の地震には驚きました。
地面の揺れを感じることもないほど、自分が住んでいる所は遠く離れているのですが、もう自分が生きている内は、この規模の地震は、東北では起きないと勝手に思い込んでいたので、少しショックでした。
今の段階でも、被害は出ていますが、これ以上、大きな被害につながるようなことが起こらないように祈るばかりです。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~ 1巻
漫画:住川 惠
原作:甘岸 久弥

オススメ度:★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:203頁

◆内容の概要
前の人生で、激務の中、突然死し転生した女性が、魔法道具技師として成長。しかし、第二の人生でも、大きな挫折を味わい、それでも顔を上げて、次の一歩を踏み出す話。

◆どんな人にオススメか
転生してもままならない、人生の無常を受け入れられるくらいは、精神的に余裕のある人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・悪いことも振り切って、前向きに進めば、好転する光が見えてくる。この点において、はフィクションではなく、現実に通じる所。

◆mugenkaiの感想:
まず最初に一言。

「転生である設定、要りますかね?」

世のマンガ、小説、異世界転生ものが溢れ、Prime Readingの対象になる作品も結構あります。

この作品において、主人公が前世の記憶を使っている所もありますが、特にそれが無くても話は成り立つような気が自分はしました。

主人公は、魔導具という魔法で動く電化製品みたいな商品を開発する魔導具師の娘・ダリヤとして転生。
父親のもとで、その才能を伸ばしていく、ファンタジー世界のエンジニアの成長話かなと最初、思いました。

兄弟子となるトビアスと婚約し、夫婦として魔導具で世界を豊かにしていくお話。

…とかになるかと思ってましたが、トビアス、結構なクズ人間で、そのダメ人間っぷりに振り回され、大きく主人公の人生が狂わされることになります。

しかし、そこでタイトル「魔導具師ダリヤはうつむかない」を回収。
ダリヤは周りの良き仲間たちの助けを受けて、新しい第一歩を踏み出します。

少し辛い話ではありますが、

「人生はままならない、だけどそれでも前を向いて進むしかない。」
「トビアスはクズだけど、感情には嘘つけないこともあるよね。」

など俯瞰して見て、楽しんでみてはいかがでしょうか。

2021年2月14日現在Prime Readingで読書可能

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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