Prime Readingレビュー189冊目:科学的な適職

おはようございます。
なんとか今週もスケジュールに追われながら仕事頑張りました。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

科学的な適職
鈴木 祐

オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:247頁

◆内容の概要
人生の幸福度を上げるための「適職」を科学的に選ぶ方法について書かれた本。

◆どんな人にオススメか
・仕事を辞めたい人。
・仕事が単調でつまらない人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・理想の仕事の幻想が、早々と1章目で暴かれている所。

◆mugenkaiの感想:
私も普通の人間ですので、4年に1回くらいは、このまま仕事を続けるべきかとの節目を感じます。

会社にいる時間は長く、仕事から受ける人間関係のストレスによって、色々と健康被害を被ることもあります。

「好きな仕事だったら頑張れるのに。」
「給料がもっと高ければ…。」
「流行りの業界なら…。」
「もっと楽に稼ぎたい。」
「自分の能力に合った仕事だったら…。」

仕事に行き詰っている時、上記の様な言い訳や願望が浮かぶのは普通だと思います。
自分も心当たりがあります。

しかし、最初の章で、科学的に見ると、これは幻想であるという衝撃の事実が告げられます。

幸せに働くのに必要なのは、

1.自由
2.達成
3.焦点
4.明確
5.多様
6.仲間
7.貢献

の7項目だそうです。

確かにある程度の裁量が与えられていて、自由があり、適度な達成感がある。
自分の能力を発揮すべき焦点が定まっている上、会社の目標・理念が明確で、何をやるべきか迷わない。
単調で単一な仕事ではなく多様で適度に刺激があり、良い仲間に恵まれて人間関係に悩むこともない。
そして、社会への貢献も感じられる、確かにそれは文句なく最高の仕事のはずです。

あくまで理想であり、そんな仕事は簡単には見つかりません。
しかし科学的に、そういう職場に近づくための判断のために、プロコン分析やマトリックス分析のやり方なども、この本には載っています。

人が自由に仕事を選べるようになったのも、たかだか100年くらい、同著者の「最高の体調」の様に、まだまだ人類はこの新しい社会システムに適応できるほど、進化が追い付いていないようです。

仕事は人生の大きな部分を占める、重要なファクターです。より良く生きるための知恵と観点を手に入れるため、本書で学んでみてはいかがでしょうか。

2021年2月5日現在Prime Readingで読書可能

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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