Prime Readingレビュー150冊目:未来に先回りする思考法

おはようございます。
年末は、色々やることがあって忙しい中、期間限定のサービスを各種マンガアプリや動画配信アプリがやってくるので、時間がますます足りなくなり悩ましいです。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

未来に先回りする思考法
佐藤 航陽

オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★
ページ数:324頁

◆内容の概要
テクノロジーが過去、いかに社会を変えてきて、またこれからどのように、未来を変えて行くのか、そしてその社会の変革の波にどう乗っていくのか書かれた本。

◆どんな人にオススメか
さらに情報化社会が進むとどうなるのか興味がある人。
これから社会がどうなるのかヒントが欲しい人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・ITの進化、インフラの整備によって、今までとは違う社会が迫ってきていることにを具体的に知ることができる。

◆mugenkaiの感想:
最初は何か問題解決の手法を書いた自己啓発本の一種かと思ってページを開いてみたのですが、読み進めて行くと、今までの社会システムを大きく変えて行くうねりが、今まさに起こっていることを書いた本で、一気に引き込まれてしまいました。

-大勢をまとめるため、代表者を決め、その代表者にリーダーとしてやってもらっていた国家・自治体のようなシステム。ITの発展により、まとめ役なしでも、個人個人でつながり、代表を通さず、速いスピード感で決定・実行されるようになっていき、前述のシステムは役目を終えて行く。

-どんどん効率化され、自動化・ロボット化していくことにより、人間の仕事は減っていき、所得は下がる。しかしコストも下がるため、商品・サービスの価格もどんどん無料に近づいていくことで、人類は長時間の労働から解放される。

国家がなくなり、お金がなくなり、ほとんど働かなくてよくなる。

まだ我々の想像がつかない社会ではあります。しかし、その昔は絶対的な身分制度があり、男女の扱いにも明らかな差があった時代の人から見た現代社会は、同じようなあり得ない世界に映ることでしょう。

未来は不確実で正確に捉えることは、難しいです。しかし、流れで見ると、どういう形になっていくという大まかなものを捉え、それに向かって行動していくことは可能です。未来に先回りにするため、今どういう流れが世界に起こりつつあるのかこの本で学んでみてはいかがでしょうか。

2020年12月28日現在Prime Readingで読書可能

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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