Prime Readingレビュー128冊目:最高のコーチは、教えない。

おはようございます。
段々、技術力が落ちてきている、革新的な発明ができなくなってきていると言われている日本ですが、世界初を色々と成し遂げて無事帰還してきた、はやぶさ2のニュースはやはり嬉しいものです。
色々と世界的にも苦しい時期ですが、自分がやれることを地道に続けて行きたいと思います。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

最高のコーチは、教えない。
吉井 理人

オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:211頁

◆内容の概要
いかに人を育てていくべきかが述べられた本。

◆どんな人にオススメか
人を教える立場にある人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・コーチが嫌いだった筆者だったからこそ、コーチされる側の人間のことを考え、どうやったら、その人のためになる指導になるか色々と試行錯誤してきたことが感じられる。

◆mugenkaiの感想:
人を育てるというのは難しいことです。
しかしながら、社会に出ると一人ではどうにもならないことがたくさんあることを、実感します。
そのため、自分だけでは手に負えないところを、手伝ってもらったりするために、後輩や新人を育てていかなければなりません。

私自身も会社でそういう機会がありますので、今回この本を読んでみました。

筆者はプロ野球のコーチ。
プロ野球は結果が出せなければ、クビの世界ですから、コーチがうまく選手の力を引き出してあげなければ、その選手の人生を狂わせてしまうこともあります。
その点で、普通の先輩会社員の指導よりも責任を伴い、シビアです。

信頼関係を築くため、しっかりと選手ひとりひとりを観察。
色々な性格を見極めたうえで、モチベーションが上がるように、改善のヒントを出す。
答えを言うのではなく、自分で考えて答えを導き出させる。
感覚でなんとなくつかむのではなく、言語化させて、具体的に説明できるような形で、意識に定着させる。

指示待ちする人間ではなく、プロフェッショナルとして、自分で考え、実行し、より良くなるよう高めて行く。

そういう社会人として、求められる人材をうまく育てる手がかりが、書かれているこの本。
人を指導することがある立場の方は、一度読んでみてはいかがでしょうか。

2020年12月6日現在Prime Readingで読書可能

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました