お疲れ様です。mugenkaiです。
今日は、日本各地で今年の最高気温が記録されたとても暑い日でした。
本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで
現在提供されている本のレビューを行っていきます。
Prime Reading対象本レビュー
「学力」の経済学
中室 牧子
オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:227頁
※「ページ数」に関しては、Kindleの「この本の情報」を参照しています。
◆内容の概要
今、巷で言われている教育の常識は、
本当に正しいのか、
エビデンス(根拠)はしっかりとしているのかを述べた本。
◆どんな人にオススメか
こどもを育てていて、教育に迷っている人。
色々な本を読んで学び、その教えを活かそうとしている人。
◆mugenkaiが何故読もうと思ったのか
表紙に書かれている、
ゲームがこどもに与える影響や、
ご褒美で釣って勉強させるのはよいのかなど、
何を根拠に判断されているのか、
知りたくなったため。
◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
〇因果関係と相関関係のトリックに気を付ける。
(「筋トレをする人はしない人より2倍の人数、元気である」というデータがあったとして、
「筋トレをすると、元気になる」ということが証明できれば、「因果関係」があると言える。
しかし、「元気な人が、筋トレをする傾向がある」ということに過ぎなければ、ただの「相関関係」となり、前述の「因果関係」は成り立たない。)
〇人は遠い未来の大きな利益より、目先の小さい利益に心動かされてしまう。
〇結果への報酬より、過程に関する報酬の方が頑張れる。
〇能力を褒めるのではなく、努力(過程)を褒めると伸びる。
〇ゲームをやめさせたところで、その時間がそのまま勉強に移るわけではない。ほとんどが別の娯楽の時間に移るだけである。
〇幼児期のうちに、学力や成績などに表れない「非認知能力」、忍耐力・社会性などの「生きる力」を手に入れると、将来経済的に豊かになる確率が高まる。
など上記の傾向が、しっかりとした論拠によって説明されている。
・エビデンスを示すための参考文献の記述が、
本の5分の1もある。
◆備考
この本がmugenkaiに与えた影響:
こどもの教育にテーマをあててますが、
大人が完全にこの特性をなくしているわけではないので、
今から学習するものに対しても応用が効くなと感じました。
とりあえず今は、1つブログを書いたら、
アイスを1個食べてよいことにして、
この夏を乗り切っていこうと思います。
2020年8月10日現在Prime Readingで読書可能。
※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。
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