次の壁は「映像」だった
曲はSunoで作れる。企画も立て直している最中だ。
でも、YouTubeに出す以上、映像がないと始まらない。静止画1枚に曲を乗せるだけでは、さすがに寂しい。
そこで気になったのが、Wan2.2という動画生成AIだった。文章や画像から、数秒の動画を作ってくれる。しかも無料で公開されていて、商用利用も基本的にOKというウワサを聞いた。
ただ、Wan2.2は、高性能なグラフィックボードを積んだパソコン向けだ。
自分のMacで動かすのは、ムリだ。
そこで、Wan2.2をブラウザから使えるSeaArtというサービスを試すことにした。
使う前に、利用規約を読む
今回も、始める前にAIに相談。
すると「収益化するなら、先に利用規約を確認したほうがいい」と言われた。
正直、規約なんて量が多すぎてとても読めたものではない。
でもAIに要点をまとめてもらった、気になる点をあげてもらった。
- 作った作品の権利は自分にある。商用利用も禁止されていない
- ただし、トラブルが起きたときの責任は自分が負う
- 作品を「公開」にすると、SeaArtや他の利用者に、かなり広く使うことを認める形になる
- 有名人の画像や、本人の許可がない人物の写真は使ってはいけない
- 有料プランは自動更新で、基本的に返金はない
※2026年9月時点で自分が確認した内容です。規約は変わることがあるので、最新の内容は必ずご自身で確認してください。
特に3つ目は、知らなければ完全に見落としていただろう。
最初のつまずき:「無料時間を使い切りました」
さっそく「ワークフロー」という画面から作ってみようとした。
すると、いきなり「無料時間を使い切りました」と表示された。
スタミナ(毎日もらえる無料の枠)はまだ残っているのに、なぜ?
調べてみると、SeaArtには無料の枠が2種類あった。
- スタミナ:普段の画像・動画作成に使う
- 無料の作業時間:ワークフロー画面を動かしている時間に使う
ワークフロー画面は、画面を開いているだけでも時間が減っていくことがあるらしい。
知らずに触っていたので、あっという間になくなっていたようだ。
公式アプリなら、スタミナで作れた
次に試したのが、SeaArt公式の「Wan2.2」アプリだ。こちらはスタミナで動く。
「Wan2.2」と名前のついたアプリは、一般の利用者が作ったものもたくさんある。でも、中身がわからないものを収益化する作品に使うのは怖いので、公式のものを選んだ。
実際に1本作ってみた結果はこうだった。
- スタミナは約80減った(無料だと1日1本が目安)
- 透かし(ロゴ)は入っていなかった
- 作品を非公開にしようとしたら、有料プランが必要と表示された
無料プランは「試作用」と割り切る
ここで、さっきの規約の話がつながった。
無料プランでは、作品を非公開にできない。
つまり、作ったものは公開状態になる。公開した作品は、SeaArt側にも広く使われる可能性がある。
もし使うとすれば、こうなるだろう。
- 無料プランでは、見られても困らない試作だけを作る
- 本番のMVを作るときに、有料プランを検討する
- 申し込むときは、非公開にできるプランかどうかを先に確認する
やってみて思ったこと
動画生成AIは、ボタンを押せば動画ができる。そこは本当にすごい。
でも、一番気にしないといけないのは、
「どこに作品が置かれて、誰が使えるのか」を知っておくことだった。
もし何も考えずに、本番用の曲や大切なイラストで作っていたら、気づかないうちに公開されてしまっていた。
今回も、AIは「作る道具」としてだけでなく、「始める前に立ち止まらせてくれる相手」として役立ってくれた。
MV作りに関してはSeaArtではない、別ルートを検討してみることにする。

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