おはようございます。
今日は健康診断でした。
採血の上手い人に当たってよかったです。
本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで
現在提供されている本のレビューを行っていきます。
Prime Reading対象本レビュー
諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない
為末 大
オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:240頁
◆内容の概要
諦めること、見切ることの大事さを書いた本。
◆どんな人にオススメか
決断を先延ばしにして
ダラダラと惰性で生きてしまっている人。
◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・諦めるとは取捨選択であり、決して失敗ではない、
むしろ成功するために必要なプロセスであると
説かれているところ。
◆mugenkaiの感想:
自分は、筆者が銅メダリストで、
アスリートとしてはかなりの成功者だなあという認識でした。
しかし、本書を読むと、
メダルに辿り着くために才能溢れる選手がひしめく100メートル走は、潔く諦め、
自分の能力に合った400メートルハードル走に切り替えるよう、
目的のために割り切ったことがわかりました。
綺麗ごとでだらだらと努力を重ねても結果が出ないことを続けるのではなく、
自分に向いたことを探してスパッと方向転換するのが大事。
「諦めないで続けた結果、成功しました。」
こういう人がいるのは、真実かもしれないが、
「諦めないで続けたにも拘わらず、才能が足りず成果が出ませんでした。」
その何倍もこういう人がいる。
「諦める」は「明らめる」、
自分の力を生かせる道ではなかったと明らかにして、
次の道で自分を生かすのは決してネガティブなことではない。
など建前で隠されがちで、努力をやたらと美化しがちな
日本社会の核心をついた話が心を打つ名著でした。
日本人はとても真面目で、結果を出さずにやめることに、
罪悪感を持ちがちですが、向いていないことは諦めていいんだと、
肩が楽になるので、惰性で続けていることなどがある方は、
一度読んでみてはいかがでしょうか。
2020年9月28日現在Prime Readingで読書可能。
※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。
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