Prime Readingレビュー569冊目:両利きの組織をつくる-大企業病を打破する「攻めと守りの経営」

おはようございます。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

両利きの組織をつくる-大企業病を打破する「攻めと守りの経営」
加藤 雅則
チャールズ・A・オライリー
ウリケ・シェーデ

オススメ度:★★★
読みやすさ:★★
ページ数:230頁

◆内容の概要
変化が激しい現代社会を生き抜くための組織作りについて述べた本。

◆どんな人にオススメか
トップとして、構成員として時代の変化に強い組織を作って行きたい人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
AGCという実際の企業の実例を挙げて、説明している所。

◆mugenkaiの感想:
「両利き」。
「攻め」の経営と「守り」の経営を同時に行うやり方。

長年成長してきた大きな企業は、「守り」に入って行きます。
やり方を変えたくないし、成功体験に縛られる。
しかし、環境の変化が激しい現代社会にとっては、それが命取りになりかねません。

折角の既存事業は守りつつ、新規事業の展開も進め、攻めていく。
理想ではありますが、相反する要素もあり、しっかりと調整して進めないと、抵抗が生じて改革は頓挫します。

トップはビジョンを示し、現場も具体的にできることできないことをはっきりとさせながら、両方が歩み寄りながらでないと「両利きの経営」を実現させることは難しいです。

「脱皮できない蛇は死ぬ。」
一度、入った会社で定年まで勤めるのは難しくなってきた時代。
今、自分の勤めている会社の現状を考えながら、本書の内容と照らし合わせてみてはいかがでしょうか。

2022年2月20日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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