Prime Readingレビュー453冊目:データマネジメントが30分でわかる本

おはようございます。
急に季節が変わったせいか、体調が安定しません。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

データマネジメントが30分でわかる本
ゆずたそ
はせりょ

オススメ度:★★★
読みやすさ:★★★
ページ数:167頁

◆内容の概要
ただ集めて持っているだけでは役に立たないデータをいかに活用していくかについて嚙み砕いて説明した本。

◆どんな人にオススメか
仕事等にどうデータを活用していったらいいか、漠然とでもイメージを持てない人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
データマネジメントの知識体系であるDMBOK(Data Management Body Of Knowledge)の11体系を30秒、3分、30分、3時間と幅広い初心者のニーズにこたえる形で説明している所。

◆mugenkaiの感想:
現在はデータ社会ということで、あらゆるところで情報をとられています。

スマートフォン起点に色々な行動を起こすことも増えましたので、その情報量はとんでもないものになっています。

そんな巷にあふれる情報で、自社で保有するデータを死産から、資産として活用すべく、 DMBOK(Data Management Body Of Knowledge)の11体系

1.データアーキテクチャ
2.データストレージとオペレーション
3.データ統合と相互運用
4.データモデリングとデザイン
5.マスターデータ管理
6.ドキュメントとコンテンツ管理
7.データセキュリティ
8.データ品質管理
9.データウェアハウジングとビジネスインテリジェンス
10.メタデータ管理
11.データガバナンス

に関して、本書では初心者向けに説明してくれています。
概念だけを一言で記した「30秒コース」、内容について大まかに記した「3分コース」、具体的な対応方法について記した「30分コース」、さらに実際の現場をケーススタディーとして取り上げた「3時間コース」と初心者のレベルも幅広く、サポートしてくれています。

自分のレベルとしては「30分コース」までは、ある程度理解できましたが、「3時間コース」は知らない用語、システムが出てきて、理解が追い付かず、文字を追っている感が半端なかったです。

とはいえ、データを扱うということはどういうことなのかというのを、自分のレベルで学ぶのに適した書き方だと感じ、そういう意味で読みやすかったです。

ただ、データの活用を謳っている割には、電子書籍なのに、目次や参考アドレスにリンクが貼っておらず、直接目的の場所に飛べるようになっていない、詰めの甘さが気になりました。

感覚ではなく、情報の見える化を行い、再現性を高めたり、問題点の洗い出しを行なわなけばいけないこの時代、本書でデータマネジメントを学び始めてみてはいかがでしょうか。

2021年10月27日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました