Prime Readingレビュー447冊目:おとうふちゃん

おはようございます。
急に今週は寒くなりましたが、来週は少し気温が上がるようです。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

おとうふちゃん
わたなべ あや

オススメ度:★★★
読みやすさ:★★★★★
ページ数:36頁

◆内容の概要
みそ汁の具、おとうふちゃんが旅に出る、ちょっとおかしなお話の絵本。

◆どんな人にオススメか
・身近なものの不思議なお話を楽しみたい子ども。
・シュールな世界観にひたりたい大人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
豆腐という非生物が生き物のように旅をするという楽しい子ども向けの作品だが、大人の視点からすると、おとうふちゃん達を、友達と見ているのか、食べ物として見ているのかわからない、考えてみるとシュールな世界観。

◆mugenkaiの感想:
物語は、犬の男の子がみそ汁の具が少ないことに気づくことから始まります。

豆腐が入っておらず、そのおとうふちゃん達4人組は遊びに出かけたらしいのです。

そんなおとうふちゃんから、手紙が届きます。

おとうふちゃん達は海で遊び、ボートに乗って大冒険、氷の島に辿り着き、リゾートを満喫。

次の日帰って来たおとうふちゃん達は、「楽しかったけど、みそ汁のプールが一番!」と、旅行帰りのおかんのようなセリフを吐きます。
そして、みそ汁につかり、ほっとしながらめでたしめでたし。

子どもだったらおとうふちゃん達の不思議な冒険を、絵を見ながら単純に楽しめるのでしょう。

しかし、大人から見ると、食卓には、まめ君やたまごやきちゃん、大根おろし君やらが並んでいます。

遊びから帰って来たおとうふちゃん達の入ったみそ汁を、そしてごはんやおかずを、男の子は食べてしまうのでしょうか。

さらに作ってから一日経ってます。おとうふちゃん達が海にバカンスに行ったということは、夏の暑い日かもしれません。
ごはんもみそ汁も傷んでしまっているかもしれません。

などと冷静な大人の視点と無邪気な子どもの視点、違った見方で考えながら、絵本を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

2021年10月21日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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