Prime Readingレビュー403冊目:老人と海

おはようございます。
昼間はまだ暑いですが、朝夕は寒いくらいで色々と作業が捗りますが、このご時世、風邪を引かないよう気を付けたいです。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

老人と海
ヘミングウェイ
訳:小川 高義

オススメ度:★★★
読みやすさ:★★★
ページ数:113頁

◆内容の概要
老人が海に出て大魚と出会い、帰ってくるまでを描いた小説。

◆どんな人にオススメか
生きるということはどういうものなのか、考えてみたい人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
人生の縮図のようにも見える、老人の海の上での体験。

◆mugenkaiの感想:
タイトルだけは知っていて、内容は全然知らないものの一つでしたが、Prime Readingにあるのは良い機会だったので、読んでみることにしました。

約三カ月お金になる魚を獲れなかった老人が、今日こそはと、海に出て、伝説級のカジキと出会い、激闘。
そして帰ってくるというお話です。

あっさり書いてしまえば、上記の様な感じですが、海の上で、老人が海への愛と怖れを感じたり、孤独と闘ったり、自分の限界との闘ったりする様子が細かく描写されて心に響いてきます。

上手くいかない中で必死にもがき、ついに掴んだチャンスを老人はものにすることができるのか。そして、その結果は何を引き寄せ、どのような結末を迎えるのか。

頑張った過程が報われることもあるが、そうでもないこともある、未来がどう転ぶかなんて誰にも分からない。だけど、その時その時を、必死に生きるしかないということを老人の行動から感じ取れるかと思います。

解説では、この作品の背景、翻訳においての考え方も書いてありますので、これも合わせて、文豪・ヘミングウェイの作品を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

2021年9月7日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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