おはようございます。
感染者は減少傾向にありますが、病気から回復していない人はまだまだいることを考えると、まだまだ予断は許さない状況です。
本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。
Prime Reading対象本レビュー
賢者の書
喜多川 泰
オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:224頁
◆内容の概要
生きがいを持って、幸せに生きるための知恵を得ることができる小説。
◆どんな人にオススメか
人生がうまく行く考え方を知りたい人。
◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
小説を通して、読者も9つの賢者の知恵を会得できるところ。
◆mugenkaiの感想:
「上京物語」や「運転者」など、小説を通して人生で大事なことが学べる喜多川 泰さんのデビュー作が本書となります。
賢者の書というと、「さとりのしょ」とか「けんじゃのいし」とかの重要アイテムがあったドラゴンクエスト3を、私などは思い浮かべてしまいますが、全然関係ありません。
無理やり共通点を見つけるとすると、主人公・サイード少年が9つのピースを集めて、賢者の書を完成させるため、壮大な旅をするところでしょうか。
14歳の少年、サイードは誕生日に祖父から一冊の本・賢者の本をプレゼントされます。
そして、人生を最高のものにする知恵を持った賢者となるための旅を始めることになります。
第1の賢者の名は「アクト」。
第2の賢者の名は「ユニバス」。
第3の賢者の名は「リスペク」。
第4は「不明」、第5は「デイル」、第6は「ティム」、第7は「サーチャフト」、第8は「ワーズワース」。
名前から、それぞれ教えてくれることがなんとなく予想が付くかもしれません。
第6賢者は投資について教えてくれるのですが、「~この投資に失敗などは存在しない。確実に大きな富を引き連れて、自分の手元に返ってくるのじゃ。それがいつまでたっても返ってこないとしても焦る必要はない。遅れれば遅れるほど大きくなって返ってくるのが投資のいいところじゃからな。」
これは、「運転者」の話ともつながるような気がします。
話の都合上、第9の賢者も最後に登場することになりますが、私は本当の第9の賢者は、また別にいる気がしました。
サイードの旅を疑似体験することで、賢者の知恵を貴方も学んでみてはいかがでしょうか。
2021年9月6日現在Prime Readingで読書可能。
※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。
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