Prime Readingレビュー395冊目:すべての神様の十月

おはようございます。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

すべての神様の十月
小路 幸也

オススメ度:★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:186頁

◆内容の概要
日常に紛れる神様と人間たちとのお話。

◆どんな人にオススメか
ちょっとした日常のファンタジーを楽しみたい人。

◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
神様を身近に感じる日本らしい小説であるところ。

◆mugenkaiの感想:
死神、貧乏神、疫病神、道祖神、九十九神、福の神、ものすごく恐れられる神ではなく、人の身近なことに作用する神様たち。
そんな神様たちが、隣に普通に紛れていたらという、あらゆる場所に神様がいると考える日本人に合うお話です。

タイトルの十月は神無月で、出雲にみな旅立って、神様はいなくなるはずですが、それに反して、全編、神様絡みの話です。

一般的に不幸を運んでくる神様も、大きな目で見れば、幸せをもたらしてくれる話となっており、心温まるファンタジーです。
自分の周りのあの人も、実は神様なのかもしれないなと、妄想を巡らせたりしながら、この小説を楽しんでみてはいかがでしょうか。

2021年8月30日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました