おはようございます。
本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。
Prime Reading対象本レビュー
モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方
島村 華子
オススメ度:★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:181頁
◆内容の概要
こどもを自立した大人に成長させるために、親がとるべきほめ方、叱り方について述べた本。
◆どんな人にオススメか
・自分で考えて行動できるこどもを育てたい人。
・一筋縄ではいかない部下をうまく育てたい人。
◆面白いと思った所、興味を持ったところなど
便利でできるだけストレスをなくしてきている世の中で、自分を制御できなくなっているこどものような大人が増えている中、参考にできる部分が多いこと。
◆mugenkaiの感想:
子育てに関して、こどもを伸び伸びと育てるために、できるだけホメる、叱らないというような風潮が出てきています。
ゆとり世代と一括りにするのも古い気がしますが、段々便利でストレスレスな世の中になり、その中で育ってきた若い人の中には、上記のこどもの様な対応をしないとすぐ辞めてしまうというな状況も、一部発生しています。
上記は極端な例ですが、本質的なこどもの育て方は、人間の芯の部分では共通することですので、大人でも通用すると思います。
本書の内容は、アンガーマネジメントやコーチングにも通じる所があり、感情的、表面的に叱ったり、ほめたりするのではなく、感情・状況把握、意見、改善など、親と子で認識を合わせつつ、アプローチしていく方法を科学的に論じています。
罰や褒賞で釣って、一時的な効果でその場をしのいだり、才能をほめることで、結果的には努力を怠るような心境にもっていかないよう、正しい叱り方、ほめ方を本書で学んでみてはいかがでしょうか。
2021年8月22日現在Prime Readingで読書可能。
※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。
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