おはようございます。
とても今日は暑く、夏が始まっているのを強く感じました。
本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。
Prime Reading対象本レビュー
やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学
ハイディ・グラント・ハルバーソン
オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★
ページ数:93頁
◆内容の概要
目標が達成できる可能性が高まる、「9つの習慣」について述べた本。
◆どんな人にオススメか
目標を立てても何故か途中であきらめてしまう人。
◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
「引き寄せの法則」が完全に否定されていたところ。
◆mugenkaiの感想:
1.目標に具体性を与える
2.目標達成への行動計画をつくる
3.目標までの距離を意識する
4.現実的楽観主義者になる
5.「成長すること」に集中する
6.「やり抜く力」を持つ
7.筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
8.自分を追い込まない
9.「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
上記が、本書で薦められる目標を達成するための「9つの習慣」です。
正しい努力で目的に効率良く辿り着くための心得が凝縮されています。
各習慣をもう少し詳しく書くと、以下のようになります。
1.やることを具体的にすることで実行しやすくする。
2.if-thenプランニングで、行動を起こす条件を明文化して、動きやすくする。
3.フィードバックを頻繁に行い、目的への手段・方向を間違えないよう修正する。
4.「引き寄せの法則」のような、非現実的な楽観主義で、目標は簡単に達成できるというような誤った認識はせず、自分はこの目標を達成することができるのは間違いないが、決して簡単なことではないと、現実的な楽観主義者として努力する。
5.すぐに結果を求めず、失敗も成長につながっていることを認識し、モチベーションを下げない。
6.「能力は変更可能なもの」であり、できなかったことは、「今の私にはまだ無理だった」だけと、挑戦を続けてやり抜く。
7.意志力も全力で使い続ければ、筋肉と同じように疲弊して、機能しなくなる。しかし、少しずつ、使い続ければ、鍛えられていく。
8.意志力は有限である。人はそれほど強い生き物ではないので、敢えて自分を試すような意志力の無駄遣いはせず、目標のために効率よく使用する。
9.「やめるべきこと」を考えると、そちらの方に意識が集中し、「やるべきこと」まで頭が回らなくなる。本当に重要なのは「やるべきこと」をきちんとやって目標に近づくことなので、「やめるべきこと」に目を向けない。
理論だけ知っていても、実践しなければ意味がありません。
この「9つの習慣」はその実践のためのハードルを1段も2段も低くするための方法です。
「事を為せる」人になって自己肯定感を高め、幸せになるための方法をこの本で学んでみてはいかがでしょうか。
2021年6月7日現在Prime Readingで読書可能。
※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。
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