おはようございます。
なんだかんだ、無理やり突っ走ってきて、300冊目のレビューです。
本なんて読まなくてもいいと思っていた時期もありましたが、何らかの本を1日1冊、読むようになっており、人間変われば変わるものです。
本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。
Prime Reading対象本レビュー
ぜんぶ、すてれば
中野 善壽
オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
ページ数:210頁
◆内容の概要
自分に正直に自由に生きる術について述べた本。
◆どんな人にオススメか
しがらみに囚われ悩んでいる人。
◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
「本当に大事なものだけ手に入れる」ため、「全部捨てている」所。
◆mugenkaiの感想:
中野善壽さんという伝説の経営者が、自分の人生から学んだ良い生き方をするための執着の捨て方について書かれた本です。
「何も必要ありません。ぜんぶ、捨てればいいんですよ。」
から始まる本書ですが、ここで捨てるものは基本物質的なもの、精神的な自由のために、執着で動けなくなることの愚かさを説いています。
「今日できることは、今すぐやる。明日死ぬかもしれないから。」
このスピーディーさを得るために、余計なものは持たない。
「人の評価は気にしない。自分自身が納得できるか。」
人と比較してどうなのか、人からどう思われるのかを捨てる。
それに目を向けすぎると自分が持っている価値感が歪められることがあります。
「準備万端の日は一生来ない。何も考えず、思い切ればいい。」
余計な考え、言い訳は捨てる。
全力でやらなければ、何も始まりません。
「とにかく進め、だけでは危険。いつでもやめられる勇気を持って。」
「目標はいらない。がんばり過ぎたら、やめていい。」
実行することは大事、でも一度決めたら、やり切らなければいけないという気持ちは捨てる。
自分の気持ちに、このまま続けるべきなのかという疑問が生まれたら、やめるという判断も時には必要です。
「捨てる以前に、持たなくていい。家もクルマも時計さえも。」
「所有は安定を生まない。ものを捨てれば、自由になれる。」
「持ち歩くのは小さな鞄一つでいい。」
モノを持つことで土地などの場所に縛られる。身軽に世界中に飛び回るには、持ち物は少ない方が良い。
共感できることが多く、付箋をこんなに多くつけまくった本は、初めてです。
この本に書かれていることは極端で、万人がマネできるものではありません。
しかし、少しずつなら取り入れることは容易です。
自分を縛り付けているものを少しずつ捨てて解放し、自由に楽しめる生き方を、この本から学んでみてはいかがでしょうか。
2021年5月27日現在Prime Readingで読書可能。
※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。
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