Prime Readingレビュー276冊目:同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード

おはようございます。
土日はしっかりと遊んだので、今日からは家の掃除や、読書再開と連休中にやるべきことを再開し始めました。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード
石田 勝紀

オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
ページ数:166頁

◆内容の概要
脳のバージョンアップのための「考える力」を手に入れる方法について書かれた本。

◆どんな人にオススメか
・努力をしているのに結果につながらない人。
・どれだけ言っても成長してくれない人が、身近にいる人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
タイトルは子育てのための本の様に見えるが、大人や自分の成長に応用できるメソッドが書かれている点。

◆mugenkaiの感想:
頑張れない子、頑張っているのに結果が出ない子、それなりに頑張って結果を出す子、色々なタイプの子がいます。

頑張れない子の結果が出ないのは当然として、努力が報われない子がいる一方で、努力以上の結果を出しているように思われる子もいます。

才能の差と判断することは簡単ですが、もっと具体的にはどういうことなのか掘り下げたのが本書となります。

筆者は色々な子どもや数多くの東大生を見てきて、勉強ができる人は「頭脳のOSバージョンが高い人」→「考える力のある人」という認識を持ちました。
その「考える力」を引き出すためのマジックワードが以下の10個になります。

1.「原因分析力」をつくる→「なぜだろう?」
2.「自己表現力」をつくる→「どう思う?」
3.「問題解決力」をつくる→「どうしたらいい?」
4.「抽象化思考力」をつくる→「要するに?」
5.「具体化思考力」をつくる→「たとえば、どういうこと?」
6.「積極思考力」をつくる→「楽しむには?」
7.「目的意識力」をつくる→「何のため?」
8.「原点回帰力」をつくる→「そもそも、どういうこと?」
9.「仮説構築力」をつくる→「もし~どうする(どうなる)?」
10.「問題意識力」をつくる→「本当だろうか?」

これらは、子ども達だけではなく、大人でも、自問自答してトレーニングすることで、「考える力」を鍛えることができます。

何事にも自然と考えることができる=四六時中、学びの時間。
「考える力」が付くと、成長のスピードがぐんと上がるというのは凄く納得できました。

ブログも、書くことを探して毎日、色々考えているので、脳のバージョンアップには良い知的活動なのかもしれません。

勉強ができることだけが、人生の幸せにつながるとは言えません。
しかし、上記の「自己表現力」を鍛え、他人とのコミュニケーションがうまくできるようになる、「問題解決力」で仕事をうまくこなせるようになる、「積極的思考力」と「目的意識力」でしんどい仕事を楽しく目的を持って精神的に楽にこなせるなど、人生の質を上げる能力になりそうです。

子どもから大人まで使える「脳力」ゲットのため、本書で学んでみてはいかがでしょうか。

2021年5月3日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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