Prime Readingレビュー273冊目:ドラゴン桜2 1巻&2巻&3巻

おはようございます。
去年の求人倍率が46年ぶりの低水準だったようです。
これは仕方なかった面があるので、今年はこれから改善されることを期待します。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

ドラゴン桜2 1巻&2巻&3巻
三田 紀房

オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
ページ数:197頁(1巻)、194頁(2巻)、190頁(3巻)

◆内容の概要
現在の情報技術環境を最大限に活かして再び斬新な東大受験に取り組むマンガ。

◆どんな人にオススメか
・受験生。
・自己投資としての学習を見つめ直してみたい人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
受験のための勉強法だけでなく、日本人同士での比較で見失いがちな、日本という国に生きていること自体が幸せであることの気付きや、SDS法やPREP法など社会人のプレゼンテーションに役立つことが描かれているところ。

◆mugenkaiの感想:
テレビドラマが始まったため、プロモーションの一環として、Prime Readingの方に3巻分も提供されていました。

ドラゴン桜は、1作目をドラマでなんとなく見た程度ですが、底辺だった龍山高校の落ちこぼれを、独自の勉強方法で東大合格まで引き上げる話だったのを覚えています。

2は進学校となった龍山高校が、東大合格者を出せなくなり、型破りな弁護士、桜木建二が再建のため、再び学校に戻ってくる所から始まります。

1の時から10年以上経過していますので、今回のテーマは超効率化、情報技術をうまく取り入れてスマホだけで東大合格を目指すと宣言します。

確かにスマホ授業は、初期投資もあまりかからず、質の良い授業を、時間と場所に縛られないで、必要な分だけ、比較的安価で受けることができるという、優れたシステムです。

こういうのが自分の時代にもあればと思ったりもしますが、受験を終えた社会人でも、心を動かされるセリフが随所に出てきます。

「考えるな!動けっ!行動するヤツだけが勝つ!」
普通は考えなしで動くと失敗するものですが、たいていの場合はやらない理由を考えて、動かない方向に行き、結局、後で後悔することになるので、心に響きます。

「自分が幸運であることに気づいていないからだよ」
あらを探せば、色々と悪い所は出てきますが、総合点で見ると、やはり日本は世界的には上位の自由で生きやすい国だと思います。
ただ今のままでかなり幸せだと気づき満たされてしまうと、消費行動に移らず、経済が停滞してしまうため、マスコミなどは視聴者が不幸であるようにあの手この手で、思わせてきます。
羨んだりねたんだりするのではなく、自分の今の状況について広い視野で考え、感謝することが大事だと、この一言から感じました。

「失敗した時は笑えっ!」
凹んでいるだけでは何も変わらない。作り笑顔でもなんでも無理やりポジティブにして、少しでも進んでみる。負のスパイラルに陥らないように、頑張るためのヒントだと思います。

日本人が英語が苦手なぜいたくな理由なども、作中には出てきます。
エンターテインメントとしても面白いマンガですが、色々と考えさせてくれる内容でもありますので、一度この機会に読んでみてはいかがでしょうか。

2021年4月30日現在Prime Readingで読書可能。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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