Prime Readingレビュー259冊目:眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学

おはようございます。
ここに来て気温が低い日が続き、体調を崩さないよう気を付けています。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学
亀田 達也

オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★
ページ数:132頁

◆内容の概要
社会を取り巻く色々な出来事に関して、心理学の観点から述べた本。

◆どんな人にオススメか
・世の中の色々な人の行動の傾向・原理を知りたい人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
アイヒマン実験や、ホーソン効果、ピグマリオン効果、フット・イン・ザ・ドア・テクニックなど、有名なところから、マイナーな心理効果まで色々と網羅されている所。

◆mugenkaiの感想:
社会には、あるあるとうなずいてしまうような行動や、なんでそんなことをしてしまったんだろうと首をかしげてしまう行動があります。

それは心理的なものが働き、ある時は合理的な理由から、ある時は感情的な理由から引き起こされます。

大勢の人の中で起こる緊急事態は、誰かが対応してくれるだろうと行動しなくなる、傍観者効果や、みんなが動いていなければ、同調効果でそれは緊急事態ではないのだと思い込んでしまう。

正しくないことでも権威者の前では、逆らわず従ってしまうアイヒマン実験。

自分と同じ意見の人が多いと知ると、自信を強め、その意見を偏った強いものにしてしまう集団極化。

横から見ればおかしいことも、心理学的な罠にはまることがあることを上記の様な例で示してくれています。

互恵的利他主義こと、ギブアンドテイクが結果的に社会の利益になることも心理学の観点から述べられています。
人は必ずしも、合理的ではないということを心に刻んで、自分を制御しできるだけ非効率なことをしないよう、この本で学んでみてはいかがでしょうか。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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