Prime Readingレビュー228冊目:戦後経済史は嘘ばかり 日本の未来を読み解く正しい視点

おはようございます。
緊張感がなくなってきて、緊急事態宣言は続けてももうムダという雰囲気が強くなってきました。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

戦後経済史は嘘ばかり 日本の未来を読み解く正しい視点
高橋 洋一

オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:201頁

◆内容の概要
戦後の経済においての一般的な見解と、筆者との意見の相違について述べた本。

◆どんな人にオススメか
戦後、日本がどういう経済の歴史を辿ってきたか勉強したい人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
「失われた20年」に何があったのかなどが学べる。

◆mugenkaiの感想:
日本の戦後経済史について、詳しいわけではないので、異説の前に、こういうことが一般的な見解なのかと興味深く読むことができました。

戦前から日本は高度な資本主義社会を形成していて、一旦戦争という形で統制をとられてその形を失ったものの、再びアメリカの指導の下、資本主義社会をスムーズに再開させ、復興していったこと。

円高によるブーストで、輸出を優位に進めて、日本が高度成長したこと。

日銀のプライドと失策を認めない形で、「失われた20年」が生まれてしまったこと。

どういう経緯を辿って日本経済が今の状況になっているのか、そしてその原因がなんなのかを知るための教養として、この本を読んでみてはいかがでしょうか。

2021年3月16日現在Prime Readingで読書可能

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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