Prime Readingレビュー17冊目:いつでも会える

お疲れ様です。mugenkaiです。
今日もとんでもなく暑い日でした。
こどもの頃は、気温が体温より高くなることなど、
なかったのですが、
今は普通に超えてきます。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで
現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

いつでも会える
菊田 まりこ

オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
ページ数:50頁
※「ページ数」に関しては、本の情報ページを参照しています。

◆内容の概要
せつない絵本。

◆どんな人にオススメか
日常がつまらなく感じている人。

◆mugenkaiが何故読もうと思ったのか
表紙の白い犬が可愛く、
タイトルから、飼い主と子犬の出会いから別れまでを
綴った絵本かなと思ったため。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・絵本故に、多くが語られず、
色々と考えさせられるところ。

◆備考
この本の感想:
※ネタばれを含みます。
絵本を読み終わった後に、閲覧することをお勧めします。




読もうと思ったきっかけにも書いたように、
子犬と飼い主の楽しかった思い出、
子犬が死んで、
飼い主がどうその死を乗り越えていくのかというような
ストーリーだと思っていました。

しかし、亡くなるのは犬ではなく、
飼い主の女の子でした。

突然女の子がいなくなったことが
死であると理解できない犬

寂しくて悲しくて女の子を
求め探し回る犬

ある日、犬は見えなくなったけど
女の子が近くにいることに気づき
立ち直っていくところで物語は終わります。

寿命からして、
女の子よりも犬の方が先に死ぬという
自然なイメージが覆されることで、
当たり前のことが、当たり前じゃなくなって
崩される怖さのようなものを感じました。

そして、理不尽さを感じつつも、
結局は前を向いて進むしかない、
そうすると笑顔が戻ってくるんだ、
そういうことを感じさせられた本でした。

2020年8月17日現在Prime Readingで読書可能。
※8月31日にPrime Reding対象から外れる予定。

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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