Prime Readingレビュー208冊目:ふしぎ駄菓子屋銭天堂

おはようございます。
首都圏以外はひとまず、安定を取り戻して緊急事態宣言が前倒しで解除されそうで良かったです。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

ふしぎ駄菓子屋銭天堂
廣嶋 玲子

オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★
ページ数:123頁

◆内容の概要
銭天堂で買った不思議な駄菓子とそれにまつわる物語。

◆どんな人にオススメか
・昔話などにありがちな、タブーを破ってトラブルが起こる、そんな物語を楽しみたい人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
店に並ぶ駄菓子の表現が、子どもの頃のワクワク感を煽ってくる。

◆mugenkaiの感想:
「型抜き人形グミ」
「猛獣ビスケット」
「ホーンテッドアイス」
「釣り鯛焼き」
「カリスマボンボン」
「クッキングツリー」

不思議な駄菓子が並ぶ駄菓子屋、銭天堂。
幸か不幸か、店に招かれたお客さん達が、選ばれた小銭を支払って、不思議な力を持った駄菓子を手に入れます。

不思議な駄菓子は強力な力を持っているため、それを正しく使うための説明書きがあるのですが、ほとんどの人がちゃんと読まずにトラブルに巻き込まれます。

話の都合上の展開ではありますが、わかったつもりで、説明書に目を通さず、大失敗する人は現実世界にもいるので、物語ならではの強引な展開というわけではないです。

本書は児童書なので、本当に悪い人以外は、不幸なことにならず、大体幸せな結末を迎えます。

児童虐待をしている母親が出てきたので、自分は、これはなかなかひどい罰を喰らうんじゃないかと思いましたが、予想は大外れし、全く違う幸せな結末を迎え、全編安心して読めるお話でした。

ちょっと不思議な現代社会のおとぎ話を、本書で楽しんでみるのはいかがでしょうか。

2021年2月24日現在Prime Readingで読書可能

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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