Prime Readingレビュー185冊目:おんなのこのえほん ベストセレクション80

おはようございます。
気が付けば185冊目。
知らないうちにブログ生活が、半年過ぎていました。
まだ、納得いく形にはなっていませんので、頑張ります。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

おんなのこのえほん ベストセレクション80

オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★★★★
ページ数:483頁

◆内容の概要
女の子のためのお話が80本の大ボリュームで収録されている絵本。

◆どんな人にオススメか
・短くストーリーを楽しみたい人。
・童話にツッコミたい人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・うろ覚えだった話や、題名だけは知っているけど中身はよく知らない話を読むことができる点。

◆mugenkaiの感想:
最近の絵本は絵柄も変わっていると聞いていましたが、この本でもマンガっぽい感じの絵が結構使われていました。

改めて読んでみると、「親指姫」は展開がよくわからなかったです。
「赤い靴」は、子ども心にかなり残酷な展開だと思っていましたが、大人になってもやっぱり残酷でした。
「おいしいおかゆ」は、魔法のおなべでおかゆを作るものの、止め方がわからなくなって町中がおかゆで溢れるというよくわからないお話。(笑い話?)
「かしこいグレーテル」は、コックであるグレーテルが、味見と称して、お客様用に用意したチキンを全部食べてしまいます。そして、それをごまかすために、お客様に嘘を言って追い返し、ダメ押しにお客さんがチキンを全部とって行ったという嘘を更について、雇い主の主人に包丁を持ったまま、追いかけるように仕向けるという、「かしこい」というかもう「頭がおかしい」レベルの人間が描かれています。
「不思議の国のアリス」は夢オチ。

クセの強い話も多かったりするのですが、子ぎつねが人間の町まで買い物をしに行く、新美南吉の「手ぶくろを買いに」は、心がほっこりします。
ただ、最後の母ぎつねのセリフ、
「本当に人間はいいものかしら。
 本当に人間はいいものかしら。」
このわざわざ2回言って、強調されていることに、深いものを感じました。

本当はもっと長い話が短くまとめられていたりするので、かえるの王子さまの呪いはどうして解けたのかなど、理由がいまいちよくわからない話もありました。
しかし、世界で語り継がれているのには、やはり意味があると感じられますし、昔を知ることで、今を考えてみるため、この絵本に目を通してみてはいかがでしょうか。

2021年2月1日現在Prime Readingで読書可能

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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