おはようございます。
先週末はずっと雨で図書館へ行けませんでしたが、今週は晴れていたので、無事、一週間遅れですが、CDを返却することができました。
Perfumeのベストアルバムが入荷されていたので、借りてきました。
後でゆっくりと聞こうと思います。
本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。
Prime Reading対象本レビュー
化学で「透明人間」になれますか?～人類の夢をかなえる最新研究15～
佐藤 健太郎
オススメ度：★★★★
読みやすさ：★★★★★
ページ数：234頁
◆内容の概要
お金関係、健康関係、夢の未来関係が化学で今、どの程度できるようになっているのかが語られている本。
◆どんな人にオススメか
・現在の化学の限界と可能性を知りたい人。
◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・研究員さんと奥さんとのやり取りで、ある課題について、現在の化学でどこまでできて、どこがネックになっているのかということを分かりやすく知ることができる。
◆mugenkaiの感想：
題名に最新研究とありますが、2015年の本ですので、現在とはまた状況の変わっている所もあると思います。
でも、大体ここまでは現在の技術でできるようになっているのだというのは掴めました。
「金」、「ダイヤモンド」、「エネルギー」とお金に関わってくるような夢。
「不老不死」、「モテ薬」、「やせ薬」、「がん治療法」と健康にかかわる夢。
「宇宙旅行」、「ドラえものひみつ道具」などの未来の夢。
これらの夢が今の所、どこまで実現可能で、今後どう発展していくのかを、著者と奥さんとの掛け合い形式で分かりやすく知ることができます。
前述の中でも、自分もやっぱり健康に関わることは、気になります。
その項目を読んでいて感じたのは、「歴史を変えた10の薬」の時のように、効果ある薬は、副作用ももっていて、リスクなしに恩恵は受け辛いということでした。
最初に2015年に発行された本だと述べましたが、この中で、2020年の東京オリンピックに聖火をバイオ燃料で燃やす夢や、「おわりに」で病気の診断、DNA鑑定を可能にしたDNAを数時間で何百万倍に増殖させる「ポリメラーゼ連鎖反応」、つまり「PCR」について書かれていました。
5年前には、この様なことになるとは誰も予測できなかったと思います。
しかし、人類は幾度も危機を乗り越え、ここまでやってきました。
このコロナ禍を超えて、化学でできることはまた増えて行くでしょう。
人類の可能性を改めて認識し、可能性を知るため、この本を読んでみるのはいかがでしょうか。
2021年1月31日現在Prime Readingで読書可能
※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。
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