おはようございます。
今日は、緊急事態宣言で経済が打撃を受けそうな中、また株価が上がりました。
次期アメリカ大統領が決まり、政治が安定してきたのが要因だそうです。
本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。
Prime Reading対象本レビュー
ゆげ塾の中国とアラブがわかる世界史【増補改訂版】
ゆげ塾
原作:ゆげひろのぶ
原作・脚本・絵:川本 杏奈
原作・脚本:野村 岳司
オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
ページ数:197頁
◆内容の概要
中国、アラブ世界のことがよくわかる本。
◆どんな人にオススメか
なぜ、中国があんなに中央集権になっているのか、アラブ世界が分裂しているのか知りたい人。
◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・アヘン戦争を仕掛けたイギリスはひどいと思っていたが、そんなのは氷山の一角だったということ。
◆mugenkaiの感想:
情報統制がされている国・中国、テロと紛争のアラブ世界、そういうイメージがあるけど、どうしてそうなったのかは、よく知らない。
という人が歴史を知るのに良い本です。
マンガですので、読みやすいです。
まず、中国。
今、その行動が国際的に非難されることも多いですが、過去、欧州列強がやってきたことを知ると、その国々はよく言えたものだと感じてしまいます。
古代から大きく栄えながら、近代では大敗北を喫し、再び大成長を遂げた大国。
それ故に過去の悲劇を繰り返さないよう抱えるトラウマが、今の中国に反映されていると知ると、少しその行動理念が理解できるようになります。
アラブには、民族がまとまって大国を作る機会がありました。
しかしそうなれば、脅威になるということで、欧米列強の思惑で何度も分断されたがため、現在の複雑な状況になっています。
そして今は、大統領選を巡って、アメリカが分断されています。
一体、これは誰の思惑なのでしょうか。
後、【増補改訂版】ということで、イスラム教の戒律がどうしてこの様になっているのか、
また、昔そのままに守られているが故に、如何に現代に合わなくなってきているのかが書かれており、こちらも面白い内容です。
よくわからないけど怖い国から、なるほどこういう歴史を経てこういう国になったのだと知るため、本書を読んでみてはいかがでしょうか。
2021年1月8日現在Prime Readingで読書可能
※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。
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