Prime Readingレビュー143冊目:歴史を変えた10の薬

おはようございます。
手洗い・マスクと感染症予防に気を使っているせいか、例年より体調が良い今日この頃です。

本日も、AmazonプライムのPrime Readingサービスで、現在提供されている本のレビューを行っていきます。

Prime Reading対象本レビュー

歴史を変えた10の薬
トーマス・ヘイガー

オススメ度:★★★★
読みやすさ:★★
ページ数:380頁

◆内容の概要
世界を変えてきた薬の話。

◆どんな人にオススメか
薬の真実を知りたい人。

◆面白いと思った所、オススメポイントなど。
・薬は利益だけをもたらすものではない。不利益なリスクをとって、恩恵が受けられるということが知れる所。

◆mugenkaiの感想:
アヘン、ヘロインは常習性があり、段々と身体を壊していくため、毒のような扱いを受けますが、発見された当時は痛みなどを消したり、気分を高揚させたりと、奇跡の薬として扱われていました。

特効薬として、世間に広まった後、数多くの使用例から、その副作用が明らかになり、回数・使用量など適正な使い方を模索していく。
歴史を変える薬は、この繰り返しであることをこの本を読んで感じました。

病気のための薬ではないが、宗教的な考えも絡み、社会を大きく変えることになった避妊薬。
男性機能を著しく回復させると、世界中に一時的なブームを巻き起こしたバイアグラ。

かつて人類を震え上がらせた天然痘という脅威、それを地球上から根絶させたワクチン誕生の裏話。

新型コロナの脅威に対抗する薬もいずれ歴史に刻まれることになるでしょう。

世界的な感染症により、巨大な製薬業界の思惑が入り乱れる背景や、薬は効果だけではなく、副作用とのバランスを考慮して付き合っていかなければならないことなど、薬の本質について、歴史を変えた10のストーリーから学び取ってみてはいかがでしょうか。

2020年12月21日現在Prime Readingで読書可能

※Prime Readingは、Amazonプライムのサービスの1つです。読書可能な本に関しては、定期的に入れ替えられますので、現在無料で利用できない可能性もあります。ご了承下さい。

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